「 小春、それ 絶対 直接
聞いた方が いいよ。
わたしは 遠藤くんと
同じクラスじゃないし、
竜は 同じクラスだけど
そこまで 仲良くないから
わかんないし。」
『 わたしね、怖いんだ。
柊くんから 別れよう、
って 言われるのが 』
「 ふーん。なるほど 」
わたしが 発した言葉の後に
聞こえて来た声は、
3人の中の 誰でもなくて。
ドアの方に 顔を向けると、
「 皇( コウ )!」
嬉しそうに 亜由が 飛んでいく。
そう、彼は ご覧の通り、
亜由の彼氏の、タラしくん。
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