「一緒に 出かけた時、
この店の前 通ったら
いつも 欲しそうにしてたから。



親からもらう 小遣いじゃなくて、
俺が 自分で 稼いだお金で
プレゼントしたかったから。



黙ってて ごめんな?」




眉毛を 下げて ポンポンしてくれて。





『ううん、わたしこそ、
疑ってごめんね。

すごい嬉しい。毎日つけるから!』




ネックレスを そっと 手にとって
柊くんは 首に つけてくれた。



「ん、似合ってる」





『…ありがとう』




… 仲直り、成功かな?