追いついた時、
2人は 階段の踊り場に 居た。




息を殺して 2人を見つめる。




小春が 何かを言って
床に座り込んだ。


すると 久住もまた、
何かを言って しゃがみ込み、
泣き出した彼女の頭を 撫でてて。




俺は、このバイトが終わったら
プレゼントを買いに行って、
彼女と、別れると決めた。




__________ それが、彼女にとって

幸せになれる、最善の道だと

気付いたから。