「まてー!オラー」
「うるせー!追ってくんじゃねー!」

ここは南沢市原牧町にある
公立南沢高校

ひとりの男子が追手から逃げてた

「はあ、はあ」

彼の名前は新庄はじめ・・
この高校に通う二年生だ

「待てよ、新庄!」

追手の生徒は醍醐鉄矢
新庄の幼なじみであり
友人だ

バン!

「捕まえたぜ、新庄」

防火扉に押し付けられる新庄

「醍醐やめろ、なんのつもりだ!」

「新庄、てめえなぜ逃げるんだ?俺はお前を・・・・・愛してるのによォー!!」



「だから逃げてんだよ!男のお前になんで男の俺が・・その気持ちにこたえなきゃなんねえんだ!」

「いいだろ、そんなん。好きになっちまったんだから」

「てめえが小栗旬だろうが向井理だろうがキアヌリーブスだろうが、言っておく!ない!」

!!

「そうか・・・そこまでか。じゃあ強引にでも添い遂げるしかねえな。!、あそこにちょうどいい倉庫が。こい!」

「!やめろ!だれか!だれかァー」