隊士たちの所に戻ると、司がまとめてくれていた


「優太は?」


「無事に助けだせたぜ」
「まだ、奥の部屋みたいだな」
「優太も忍だったんですね?」




「はっ?優太…忍? そうなんですか?」




「司 知らなかったのか!?」




「はい」




優太が戻り、司に言う



「隊士たちと、怪しい奴ら連れて屯所へ戻れ、近藤さんに報告し、この後の仕事で三人が遅くなると伝えてほしい
それから、明日の朝方、容保から呼び出しがあるだろうが、俺は今日、別仕事!
この件に関わっていない!話合わせろよ」



((( 会津公を呼び捨てかよ!!)))




「わかってる。任せとけ!」





土方 沖田 永倉の方を見て

「三人はこのまま、逃亡した者の潜伏先を叩いてもらいます」


「三人でか?」



「いいえ。 俺の方から、六名出します
合わせて十名です」