「睦-!新八がいじめるー!」

「新八-!俺のいとこをいじめるとは
良い度胸だ!」

「よし!睦、後はまかせた!」



沖田の手を引っ張り、桜の木の下にいく



「総司 これからは、名前呼んで!」

「え?でも……」


「俺とセツだけだし
もう残りわずか! 大丈夫! 」

「雪さん…」

「さんは、いらね! 敬語なしね!
総司、ここ来る前に総司の部屋に
忍び込んだ 」

「ええ!?」

「薬」

「ああ。何も盗るものないもんね!」

「泥棒扱いか!」


桜を見上げながら


「総司に、もらって欲しいものがあって」

「なに?」

「部屋に置いてるから、楽しみにな!」

「なに?」

「楽しみだって!」

「気になる!」

「いいものだよ!」