二日後


「慶喜様の所にもいない!?!?」



屯所に睦が知らせに来た

幹部会議中だった



「総司、本当に知らないのか??」

「ええ どこ行ってるんでしょう…」




しれっと心配してる振りをする






幹部会議が終わった後


「総司!残れ!」



土方の機嫌が悪い




「知ってんだろ?」

「……」


「皆が心配してるのに! 黙るなよ!!」



「極秘任務ですよ」


「あぁ?? てめぇ
んな嘘が通ると思ってんのか?」

「私も、知らないんです」

「嘘つきは、泥棒の始まりだぞ!」

「私をいくつだと思ってるんですか!!」

「俺にしてみりゃ子供みたいなもんだ!
一人で抱えんな!」

「土方さん…
たまに優しいと気持ち悪いです」

「おめぇなぁー!」


「私、信じているので
ひょっこり帰ってくるんです
この前みたいに」

「総司?」


「土方さんも、信じてください!!」


土方は、沖田の頭を撫でた


「やめてください!!」

「おら、巡察の時間だ!!」

「はい!では……よしよし」



沖田が土方の頭を撫でた
そして、凄い速さでにげた


「てめぇーー!!総司!!!
まちやがれーー!!!」


やっぱり子供だと、土方がため息をついた