大嫌いで大好きな幼馴染み

「.......じゃあ、あたしが今....どこにいるのか分かるの?」

『屋上か図書室だろ。お前のヒマつぶしにはちょうどいい場所だからな。』

「.......怒」

夜がいとも簡単に居場所をズバリ当ててくるもんだから腹が立った。

『それで。お前はいつ戻ってくるんだ。今すぐ来い。』

「.......気が向いたら行く......怒」

かなりの上から目線で言ってくる夜に対してさっきからムカつきを抑えられない自分。

『今すぐ来ないとお前に全部やらせるからな蝶。』

「.......何を?」

『先生の雑用だよ。さっき教室に来て資料作りをしてほしいって頼まれたんだよ。全部作り終わったら帰っていいって言ってまたどっか行ったけど。......蝶。今すぐ来るか、一人で残ってやるか......どっちがいい?』

「........怒」

この男.....絶対あたしがどっちを選ぶか分かってる上でこんな事聞いてるんだ.....怒

あたしはすぐさま返事をした。

「今行くから。すぐ行く。勝手に一人で帰ったりしたら一生恨んでやるから。」

『.......帰ったりしないから早く来い。』