やっと今日の授業が終わり、放課後となった今。
あたしは杏とくるみと一緒に廊下を歩いていた。
「......蝶。いい?このまま私たちと一緒に帰ろうなんて事.....考えちゃだめよ。今日は居残るって決めたんだから。」
”蝶ならカバン置いてでも家に帰りそうだわ”と杏はあたしに向かってそう言う。
「......大丈夫。帰ったりしない。そんなことしたら絶対怒られる。......本当は今すぐにでも帰りたいけど。」
いつもは三人で一緒に帰っているのだが、今日は....というか今日も居残る羽目になってしまった為、学校の門のところまで二人に着いて行く事にしたのだ。
教室に残っていても先生は5時まで来れないと言い出すし、夜も一緒だから二人でいたくなくて逃げてきた。
今はまだ4時過ぎで時間はある。
杏とくるみと別れた後、残りの時間をどうするか考えていた。
「あっ。そう言えば蝶ちゃん。」
「何?」
不意にくるみに声をかけられそちらを振り向く。
「何の授業の時か忘れちゃったけど午後の授業の時、突然立ち上がってたけど何かあったの?」
「えっ.....?」
そんな事を聞かれあたしは思わずその場に立ち止まってしまう。
あたしは杏とくるみと一緒に廊下を歩いていた。
「......蝶。いい?このまま私たちと一緒に帰ろうなんて事.....考えちゃだめよ。今日は居残るって決めたんだから。」
”蝶ならカバン置いてでも家に帰りそうだわ”と杏はあたしに向かってそう言う。
「......大丈夫。帰ったりしない。そんなことしたら絶対怒られる。......本当は今すぐにでも帰りたいけど。」
いつもは三人で一緒に帰っているのだが、今日は....というか今日も居残る羽目になってしまった為、学校の門のところまで二人に着いて行く事にしたのだ。
教室に残っていても先生は5時まで来れないと言い出すし、夜も一緒だから二人でいたくなくて逃げてきた。
今はまだ4時過ぎで時間はある。
杏とくるみと別れた後、残りの時間をどうするか考えていた。
「あっ。そう言えば蝶ちゃん。」
「何?」
不意にくるみに声をかけられそちらを振り向く。
「何の授業の時か忘れちゃったけど午後の授業の時、突然立ち上がってたけど何かあったの?」
「えっ.....?」
そんな事を聞かれあたしは思わずその場に立ち止まってしまう。