....本当にものすごくムカつく。嫌い。
本当に嫌い。
あたしは教科書を出す気にもなれなくてそのまま机に顔を伏せた。
隣の席なんて見ないように極力、窓側の方ばかり見る。
すると全然気にしていなかった前の方から声が聞こえてきた。
「....蝶。鈴月。お前ら俺の授業に遅れるとはいい度胸じゃないか。喜べ。今日は二人で居残りだ。帰るなよ?」
”特に蝶は絶対に逃げるなよ”と付け足された。
最初はどこかで聞いた事のある声だな、としか思っていなくてそんな深くは考えていなかった。
だけど.....よくよく内容を聞いていればあたしを居残りさせるとか言っている。
それに反応してあたしは急ぐように顔を上げた。
「「......は?」」
自分がそう言ったと同時に、隣からもそんな声が聞こえてきて思わず見てしまう。
そしたら夜もあたしの方を見てきた。
「.......怒」
.....かぶった。こいつと言うタイミングかぶった.....。
本当に嫌い。
あたしは教科書を出す気にもなれなくてそのまま机に顔を伏せた。
隣の席なんて見ないように極力、窓側の方ばかり見る。
すると全然気にしていなかった前の方から声が聞こえてきた。
「....蝶。鈴月。お前ら俺の授業に遅れるとはいい度胸じゃないか。喜べ。今日は二人で居残りだ。帰るなよ?」
”特に蝶は絶対に逃げるなよ”と付け足された。
最初はどこかで聞いた事のある声だな、としか思っていなくてそんな深くは考えていなかった。
だけど.....よくよく内容を聞いていればあたしを居残りさせるとか言っている。
それに反応してあたしは急ぐように顔を上げた。
「「......は?」」
自分がそう言ったと同時に、隣からもそんな声が聞こえてきて思わず見てしまう。
そしたら夜もあたしの方を見てきた。
「.......怒」
.....かぶった。こいつと言うタイミングかぶった.....。