大嫌いで大好きな幼馴染み

なぜか3人の中の一人に腕をつかまれてしまった。

「ったく。キレイな顔してるからって調子こいてんなよ?」

.....全くもって調子こいた覚えないんだけど。

「離して。あんたみたいなのに触られるのものすごく嫌なんだけど。」

そう言ってつかまれている腕を離そうとする。

だけど、そう言った事に相手は.....キレてしまった。

「お前....‼ふざけた事言ってんじゃねーぞ‼怒」

男が手を振り上げ今にも殴りかかってきそうな所で目をつぶった。

「......っ.....」

......だが、痛みどころか殴られることもなかった。

そして恐る恐る目を開けてみると....。

「何なんだお前っ‼」

そこにはあたしの代わりに殴られている....夜がいた。

「......夜....?」

静かに後ろから名を呼ぶと夜があたしの方を一瞬見る。