大嫌いで大好きな幼馴染み

「おいおい待てよ~。ヒマなら俺らとどっか行かね?」

懲りずにあたしの行く道をふさいでくる男。

「行かない。」

「冷たいな~。つかあんたどっかで見たことあんだけどなー....。」

「会った事ない。どいて。」

あまりにもしつこい3人。.....ものすごくうざい。

こんな事をしてるヒマがあるくらいなら学校にでも行けばいいのに。

3人は見るからに学生。

制服を着ているわけではなかったが、雰囲気的に高校生って感じはする。

「いいじゃねーか。少しだけでいいからよ~。」

「.......」

何を言っても無駄だと思い、再び睨んで無視して歩いて行こうとした。

.....その時。

グイッ

「‼」