「.......」

出たのはいいものの、今の今まで寝てたなんて事を知ると腹が立ってくる。

.....あたしは外で眠たいの我慢して30分以上も待っていたのに....怒

だからあたしは無言でいることにした。

『.....もしもし?....誰だよ....起こすな....』

.....もしかして、携帯のディスプレイ見てない....?

もし見てたらあたしだって分かるはず。

夜は誰から電話が来たのか分からないようだった。

.....それにも腹が立つ自分。

『.....用がないなら切るぞ。俺の睡眠を妨害すん---....』

「用があるから電話かけたんだけど。しかも起こすな?今何時だと思ってんの?もう学校遅刻だから。それよりもまず今すぐ門の前に来て。」

そうたんたんと少し怒り気味に言った。

『....は?....蝶?....何で電話なんか....』

電話越しにカーテンを開ける音がしたからあたしは夜の部屋にある窓を見ると携帯を持ってる夜と目があった。

『....何でお前が....』