大嫌いで大好きな幼馴染み

だけど......

「.......---触るな。」

何故か夜が先生の手を止める。

それに.....少し怒っていた。

「.....ははっまさかお前に言われるなんてな。鈴月。」

「.........」

あたしは二人が分からなかった。

夜は怒っているし、先生は笑っているし。

だが先生は夜に手を止められたにも関わらず、その手をどかしあたしの頭の上に手を乗せた。

「.......‼」

それに少し驚く自分。

そして先生はあたしに言った。

「......ごめんな、蝶。俺が悪かった。......泣いたんだろ?」

”目が赤くなってるから”と泣いていたことがばれてしまい恥ずかしくなる。

あたしは思わず目をそらした。