大嫌いで大好きな幼馴染み

「..........」

先生は確かに顔は悪くない。

廊下を歩いているだけで女の子達が寄るくらい。

それぐらいモテる。

..........だけどあたしは、

「先生の事、かっこいいと思ったことないから。それにすごく嫌いなタイプ。」

「はっはっはっー。しばかれたいのかコラ。」

そういう先生は笑ってはいるが、目が笑っていない。

「もういいでしょ。早く帰りたいんだけど。」

あたしは自分の席へと行き、カバンを取りに行こうとする..........が。

「待て。」

「..............何ですか。」

先生に呼び止められてしまう。そしたら

バサッ

「..............は??」