七つの煌めき


ふと人の騒ぎ声が耳に入った。


誰かいる!

ここがどこにいるのか聞いてみよう!


何も頼る者がいない今、
一筋の光が射したような気持ちがした。


はやる気持ちのまま、
瑠那は、
声のする方向へ歩き出した。