近くて、遠い。




「ま、間に合ったぁ!!」



「久々の学校なのに、なぜ遅刻ギリギリなんだよ‥‥」





「ご、ごめんなさい、」





反省していると、彼は頭に手を乗せてガシガシってやってきた


「ちょ、髪の毛はやめてっ!」




「もういいから早く行こ」





「うん!」