いくら少し怠くても意識はハッキリしている。だから確実に目と目が合った事は分かった。 「……」 箸矢はすぐに目を反らした。 この輝きは無いが硬さだけは備わっている心臓は骨を突き破って出て来てしまった様だ。 「……」 異変—。 本当に心臓が骨を突き破ったのか? いや異変の位置は心臓ではなく。 左上腕二頭筋だ! 「!」