「私の名前を呼べ!いいか?涼風さんって名字で呼ぶなよ?下の名前で呼べ!」 「……」 憧れの片想いの女性の下の名前で呼ぶ。 呼べるなんて……。 箸矢は嬉し恥ずかし戸惑いに包まれた。 咳払いをし唾を飲み込み準備万端。 「……」 声が出ない。