父親は家の中でも外だった。 年中家の中に会社の人間が出入りした。 家と会社の境界線は無く父親の一面しか知らなかった。 スイッチを点けたままの玩具はいずれ電池が切れてしまう。 電池を取り替える時間も与えてくれなかった父親。 まるで電池の消費を自ら望む様な生き方。 そして父親は自分でスイッチを切った。