牛乳は飲めなかった。 それをクラスメートは知っているから自分の机に牛乳が何本も集まった。 先生は笑っていた。 牛乳嫌いを克服させてあげているとクラスメート達を誉めていた。 箸矢は牛乳を流し込まれながらずっとある言葉を想っていた。 「嫌いなものは残しなさい」という母親の言葉を想っていた。