とある金曜日の午後四時半。 確かに箸矢は焦っていた。 冷静さを欠いていた。 家に帰るまでが修学旅行だ!なんて言葉が流行ったけど箸矢にとって家に帰るまでが公の学校用の外用の自分だった。 しかしあの日ははやく家用の自分になりたかった。 その焦りから帰り道で家用の自分が体にせっかちに少し流れ込んできてしまいバランスを失ってしまった。 その結果前方からの使者に気がつかなかった。