バシッ! 鈍い音だった。 茶碗子のフルスイングの右の張り手が箸矢の顔にヒットした。 「いてええー!」 「いてええー!」 箸矢も痛かったが茶碗子自身も痛かった。 「なんでえ?」 「なぜ?」 熱くなり忘れていた……。 同じ間違いを犯すおっちょこちょいな茶碗子。