君までの距離



『友梨!暗い顔ならないの!』

みのりちゃんの言葉でまた

はっとして自分の世界に

入り込んだことを後悔…


『進展なんてなかったよ…』

そっかあ…

みのりちゃんは残念そうに

つぶやいて

急に私のほっぺをつねると