下の口に甘いストロベリー

「もしもし!?」

『……もしもし。』

「ケイト。どぉした??」

『明日、予定ある?』

「ない!ケイト、バイトじゃないの?」

『休みなった。会おう。』

「ッ…………!!?」

すっごく、すっごく嬉しい。
嬉しいから、、からこそ、
言葉が出ない。
しっかりしなくっちゃ!

「ぁい"だぃよぉ〜。・゚・(^o^)・゚・。」

『わかった。明日の朝、お前ん家行く。』

「まっでるねぃぃ。・゚・(^o^)・゚・。」

ケイトが来る!
いつぶりだろう!!!!
ムラムラしちゃう!!!!!
練習しなきゃ、明日は、確実にケイトとヒトツになれる。
ずっと願っていたこと。
たくさんたくさん練習して、ケイトを虜にしてみせるから。

そぉ、心に刻んで、1日中下の唇に苺を潰させていた。



次の日。