ネットカフェに初めての私
怖いと言っているのもあくまでイメージ
よくシステムがわからないけれど
どうやら6時間制で
ネットし放題、マンガ読み放題、ドリンクバー付きらしい。
「なにこれ、、凄く良いじゃん、、、」
初めてのネットカフェは感動、感動、感動。
感動しかなかった。
「え、うそ!これで野口さん1人でお釣り来るの!?え!?わけわかんない!!」
端から見たら私がわけわかんない
「ウソ!ハチクロあるじゃない!久々に読みたかっ…あ、NARUTOの最終巻もある!どこの本屋を探してもなかったのよねぇ~」
そうこうしているうちに私の手には本、本、本!
両手に大量に漫画を抱え込んでいた
「あ、やば…ちょっと重い…」
さすがに調子に乗りすぎたかと、考えていると
「あの…すみません」
後ろから声が聞こえてきた
もしかして、困っている私に救いの手!?
私はこの美貌のおかげでいつも困っているときは男の人から手を差し伸べられている
今回もいつも通りそれだと思い振り向くと……
そこに立っていたのはゴリラだった
「…!?」
これが絶句というやつなのか
驚いて声も出ない
しかし、よく見ると人間だった。
黒人であろうか?
ボビー・オロゴンを小さくしたような奴だ
「は、ハロー?」
とりあえず何か話さなければそう思った私はアクセントもイントネーションもTHE日本人のハローを繰り出した。
対する返事。
「あ、こんはっす」
流暢な日本語であった
って、当然だわ!
『すみません』って声かけてきたじゃん!
何やってんだあたし!うわぁぁぁああ
と、頭の中で暴れ回っていた
その間 実に2秒弱
私が一向に喋らないから向こうが口を開いた
「こんなにマンガ持ってるならすぐにNARUTO読まないですよね?ちょっと借ります」
そう言って彼は私の抱え込んだ漫画の塔のてっぺんからNARUTOを持ち去った
それがーーーー彼との出会いだった。
「いや、なんちゅう出会いやねんこれ!」
ちなみにNARUTOは結局読めなかった。
怖いと言っているのもあくまでイメージ
よくシステムがわからないけれど
どうやら6時間制で
ネットし放題、マンガ読み放題、ドリンクバー付きらしい。
「なにこれ、、凄く良いじゃん、、、」
初めてのネットカフェは感動、感動、感動。
感動しかなかった。
「え、うそ!これで野口さん1人でお釣り来るの!?え!?わけわかんない!!」
端から見たら私がわけわかんない
「ウソ!ハチクロあるじゃない!久々に読みたかっ…あ、NARUTOの最終巻もある!どこの本屋を探してもなかったのよねぇ~」
そうこうしているうちに私の手には本、本、本!
両手に大量に漫画を抱え込んでいた
「あ、やば…ちょっと重い…」
さすがに調子に乗りすぎたかと、考えていると
「あの…すみません」
後ろから声が聞こえてきた
もしかして、困っている私に救いの手!?
私はこの美貌のおかげでいつも困っているときは男の人から手を差し伸べられている
今回もいつも通りそれだと思い振り向くと……
そこに立っていたのはゴリラだった
「…!?」
これが絶句というやつなのか
驚いて声も出ない
しかし、よく見ると人間だった。
黒人であろうか?
ボビー・オロゴンを小さくしたような奴だ
「は、ハロー?」
とりあえず何か話さなければそう思った私はアクセントもイントネーションもTHE日本人のハローを繰り出した。
対する返事。
「あ、こんはっす」
流暢な日本語であった
って、当然だわ!
『すみません』って声かけてきたじゃん!
何やってんだあたし!うわぁぁぁああ
と、頭の中で暴れ回っていた
その間 実に2秒弱
私が一向に喋らないから向こうが口を開いた
「こんなにマンガ持ってるならすぐにNARUTO読まないですよね?ちょっと借ります」
そう言って彼は私の抱え込んだ漫画の塔のてっぺんからNARUTOを持ち去った
それがーーーー彼との出会いだった。
「いや、なんちゅう出会いやねんこれ!」
ちなみにNARUTOは結局読めなかった。
