俺の名前はタカオ、15歳になったばかりの高校1年生。

突然だが、俺は同級生のヤギオに借金をしている。

たびたびヤギオから催促されて俺は困っている。

「おい、早く返せよ!金!いつになったら返してくれるんだよ!」

このような催促の電話が毎日かかってきて、俺はヤギオから距離を置こうか迷っている。なぜかというと、先日ゲームボーイカラーを中古で買ったばかりの俺は、貯金0だからだ。

そんなことを考えつつも、俺はちゃっかり、バイトを探すため求人情報誌を読んでいる。

バイトをすれば、ヤギオに借りた金も返せるし、ゲームボーイカラーのソフト買える上、貯金も出来るだろう。

なんて妄想でもしながら、ニヤニヤしつつ、求人情報誌のページをめくっていると…

ドスーーーン!!


ものすごい勢いで誰かがぶつかってきた。


「痛いっ!痛いですわ!」
「痛ぇ…」

誰だよ…とおもってみたら、ミニスカで金髪の女が俺を睨んでいた。