「やっぱり、アレだな、アレ」
「何のことだよ?」
駆が眉根を寄せていい、麻雀牌を指で摘まんでチラリと一瞥すると、そのまま捨てる。
「北風と太陽だ」
俺は牌を引き自分の持ち牌と交換して捨てる。
「また遥ちゃんのことか」お次は中谷が牌を引く。
「最近匠は色ボケだな」稜が牌を引いてそのまま捨てた。
今日は男四人むさくるしく雀荘にて麻雀を打つ。
俺は稜から煙草を一本貰いライターで火をつける。
「やっぱり強く言って聞かせようとするのは逆効果だな。女性は太陽のように明るく照らしてやらないと」
「太陽のように暖かい匠の優しさに包まれて、アイアンメイデンもとうとう服を脱いだのか」
稜は咥え煙草で煙を燻らせながら手牌を整える。
俺が思わずニヤリと笑みを浮かべると、マジかよーと言って、稜と駆は爆笑した。
此処は笑うトコじゃないと思うけど。
「それより遥にアメリカ行きの事話したのかよ」駆が牌を引きながら尋ねる。
「まあな、泣かれちゃってさー困ったよ。目を真っ赤にして待ってる、なんて言っちゃって」
全くいじましいよなー、なあんて頬を緩ませながら思いっきり惚気る。
「お前が彼女になーんの相談もなしに勝手にアメリカに行くことも承諾してくれてよかったな、葛城」
中谷は爽やかな笑顔でいうのものの、何だか棘がある。身勝手な俺を責めているようだ。
こいつは、この後に及んでもまだ遥を諦めてないのだろうか。
一見好青年に見えるが、これでいて結構腹黒い。
また遥の初恋の相手だけに厄介だ。
「何のことだよ?」
駆が眉根を寄せていい、麻雀牌を指で摘まんでチラリと一瞥すると、そのまま捨てる。
「北風と太陽だ」
俺は牌を引き自分の持ち牌と交換して捨てる。
「また遥ちゃんのことか」お次は中谷が牌を引く。
「最近匠は色ボケだな」稜が牌を引いてそのまま捨てた。
今日は男四人むさくるしく雀荘にて麻雀を打つ。
俺は稜から煙草を一本貰いライターで火をつける。
「やっぱり強く言って聞かせようとするのは逆効果だな。女性は太陽のように明るく照らしてやらないと」
「太陽のように暖かい匠の優しさに包まれて、アイアンメイデンもとうとう服を脱いだのか」
稜は咥え煙草で煙を燻らせながら手牌を整える。
俺が思わずニヤリと笑みを浮かべると、マジかよーと言って、稜と駆は爆笑した。
此処は笑うトコじゃないと思うけど。
「それより遥にアメリカ行きの事話したのかよ」駆が牌を引きながら尋ねる。
「まあな、泣かれちゃってさー困ったよ。目を真っ赤にして待ってる、なんて言っちゃって」
全くいじましいよなー、なあんて頬を緩ませながら思いっきり惚気る。
「お前が彼女になーんの相談もなしに勝手にアメリカに行くことも承諾してくれてよかったな、葛城」
中谷は爽やかな笑顔でいうのものの、何だか棘がある。身勝手な俺を責めているようだ。
こいつは、この後に及んでもまだ遥を諦めてないのだろうか。
一見好青年に見えるが、これでいて結構腹黒い。
また遥の初恋の相手だけに厄介だ。

