パーティーの後、小森遥に謝ろうとホテルのロビーで待ち伏せていた。
人生に疲れ果てたスナックのママみたいなアンニュイな表情で小森遥が姿を現す。
俺が声を掛けると物凄く嫌そうな顔をした。
心が折れそうになるが、食事に誘ってみると、遥もお腹が空いていたのか事の他色良い返事が返って来た。
ホテルのラウンジで食事を取るものの、気まずい空気が流れる。
絵梨の話を切り出せずにいる俺に業を煮やしたのか小森遥の方から口火を切った。
「今日は、でしゃばった真似をしてごめんなさい。あの…彼女のこと」
何を謝ることがあるのだろうか…。
小森遥は地味で冴えないけど、素直で優しい女性であることを本当は良く解ってる。
あんな風に振舞うのは彼女の本意じゃなかったことも。
「ありがとう遥」小森遥はキョトンとした表情で俺を見つめる。
「嫌な役をさせてしまったね」
「べ、別に匠さんのためだけにした訳じゃありません。あれ以上騒ぎが大きなったらみんなが損するだけですから」
口ではそんな素直じゃないことを言ってみせるものの、その大きな瞳は潤んでいた。
小森遥もきっと傷ついていたに違いない。
それを俺に勘付かせないよう意地を張る。
こんな小さくて弱っちいのに気丈に振舞おうとする彼女を愛おしいと思った。
「そうだ!」突然声をあげ、小森遥が荷物をゴソゴソと探り中からリボンで飾られた箱を取りだす。
「匠さんにプレゼントです。今日誕生日でしょ?」
いつも意地悪ばっかりしている俺にプレゼントを用意しているなんて…。
小森遥の甲斐甲斐しさに思わず胸がジンとしてしまう。
人生に疲れ果てたスナックのママみたいなアンニュイな表情で小森遥が姿を現す。
俺が声を掛けると物凄く嫌そうな顔をした。
心が折れそうになるが、食事に誘ってみると、遥もお腹が空いていたのか事の他色良い返事が返って来た。
ホテルのラウンジで食事を取るものの、気まずい空気が流れる。
絵梨の話を切り出せずにいる俺に業を煮やしたのか小森遥の方から口火を切った。
「今日は、でしゃばった真似をしてごめんなさい。あの…彼女のこと」
何を謝ることがあるのだろうか…。
小森遥は地味で冴えないけど、素直で優しい女性であることを本当は良く解ってる。
あんな風に振舞うのは彼女の本意じゃなかったことも。
「ありがとう遥」小森遥はキョトンとした表情で俺を見つめる。
「嫌な役をさせてしまったね」
「べ、別に匠さんのためだけにした訳じゃありません。あれ以上騒ぎが大きなったらみんなが損するだけですから」
口ではそんな素直じゃないことを言ってみせるものの、その大きな瞳は潤んでいた。
小森遥もきっと傷ついていたに違いない。
それを俺に勘付かせないよう意地を張る。
こんな小さくて弱っちいのに気丈に振舞おうとする彼女を愛おしいと思った。
「そうだ!」突然声をあげ、小森遥が荷物をゴソゴソと探り中からリボンで飾られた箱を取りだす。
「匠さんにプレゼントです。今日誕生日でしょ?」
いつも意地悪ばっかりしている俺にプレゼントを用意しているなんて…。
小森遥の甲斐甲斐しさに思わず胸がジンとしてしまう。

