匠さんが見世物になるのを躊躇っていると、これまた絵梨に突き飛ばされてよろけながら前に出て来た。
すかさずオーナーに腕を掴まれ強引に私の前まで連れてこられる。
匠さんは笑顔が引き攣りすごく嫌そうだ。
「ちょっと、そこまで嫌そうな顔するのは失礼じゃない?!」私が小声で言うと「だって…恥ずかしいじゃないか」と、匠さんはボソリと呟く。
まぁ、そりゃそうだ。
しかし会場からは『キス』のコールが湧き上がり、このままじゃ終われない空気だ。
匠さんは諦めたように私の頬にチュっとキスをした。
お茶を濁したようなキスに会場からはブーイングがおこる。
「なんなのよ!まどろっこしい!」
そんな私たちの様子に業を煮やし、絵梨が突如前に姿を現す。
「キスってのはこうゆう風にするのよ!」
絵梨はグイと腕をひっぱり、強引に唇を塞いだ…私の。
会場は異様な熱気に包まれる。
絵梨が私の唇をようやく解放すると何故か拍手喝采だ。
その様子を見て調子にのった藤原が「じゃあ!こいつも!」と言って、何故か自分ではなく親友田中を突き飛ばす。
田中は無表情のままフラリと前に出て来た。結構乗り気のようだ。
そのまま無言で歩みよる。
…匠さんに。
「おい、稜冗談だろ?やめろよ」
匠さんは本気で怯えて逃げようとするが、オーナーにバックをとられガッチリと羽がい締めにされた。
「おい!遥!助けてくれ!」
匠さんは悲壮感溢れる悲鳴をあげるが、私は何もしてあげられず力なく微笑む。
田中は耳元で何か囁くと、そのまま匠さんの唇を奪った。
会場には悲鳴に近い大歓声が湧きおこる。
クールな田中は親友相手に意外にも情熱的なキスシーンを繰り広げた。
私はザマ―ミロ!と腹を抱えて大笑いする。
「あー、あれ絶対舌入ってるねー」絵梨はボソリと呟いた。
私の20のBirthDayの最後は異様なキスシーンで締めくくる。
こんなんで、私の20代は大丈夫だろうかと少し心配になってしまった。
すかさずオーナーに腕を掴まれ強引に私の前まで連れてこられる。
匠さんは笑顔が引き攣りすごく嫌そうだ。
「ちょっと、そこまで嫌そうな顔するのは失礼じゃない?!」私が小声で言うと「だって…恥ずかしいじゃないか」と、匠さんはボソリと呟く。
まぁ、そりゃそうだ。
しかし会場からは『キス』のコールが湧き上がり、このままじゃ終われない空気だ。
匠さんは諦めたように私の頬にチュっとキスをした。
お茶を濁したようなキスに会場からはブーイングがおこる。
「なんなのよ!まどろっこしい!」
そんな私たちの様子に業を煮やし、絵梨が突如前に姿を現す。
「キスってのはこうゆう風にするのよ!」
絵梨はグイと腕をひっぱり、強引に唇を塞いだ…私の。
会場は異様な熱気に包まれる。
絵梨が私の唇をようやく解放すると何故か拍手喝采だ。
その様子を見て調子にのった藤原が「じゃあ!こいつも!」と言って、何故か自分ではなく親友田中を突き飛ばす。
田中は無表情のままフラリと前に出て来た。結構乗り気のようだ。
そのまま無言で歩みよる。
…匠さんに。
「おい、稜冗談だろ?やめろよ」
匠さんは本気で怯えて逃げようとするが、オーナーにバックをとられガッチリと羽がい締めにされた。
「おい!遥!助けてくれ!」
匠さんは悲壮感溢れる悲鳴をあげるが、私は何もしてあげられず力なく微笑む。
田中は耳元で何か囁くと、そのまま匠さんの唇を奪った。
会場には悲鳴に近い大歓声が湧きおこる。
クールな田中は親友相手に意外にも情熱的なキスシーンを繰り広げた。
私はザマ―ミロ!と腹を抱えて大笑いする。
「あー、あれ絶対舌入ってるねー」絵梨はボソリと呟いた。
私の20のBirthDayの最後は異様なキスシーンで締めくくる。
こんなんで、私の20代は大丈夫だろうかと少し心配になってしまった。

