中を見ると、ピンク色の生地にクマの可愛いキャラクターがついたハンカチが入っていた。

「可愛い」

「嬉しい?」

「うん!すごく嬉しい!!ありがと!」

「よかった~」

そうしていると、学校に着いた。

「じゃ~ね、若菜!!」

「うん!バイバイ龍矢くん」

2年の教室と1年の教室は階が違うからここでお別れ。

「若菜!!おはよう!!」

「ゆきな、おはよう!」

「い~な、若菜はあんなカッコイイ幼なじみがいて!」

「ありがと!」