彼女は季節外れの転校生だった
夏休みが終わり始業式の後の教室に
彼女はやって来た
「皆、今日は転校生がいるの
 入って来てくれる?」
ザワザワ...ガラッ
「始めまして御子神れいかです
 今日からお世話になります」
そう言った彼女
御子神さんは長いストレートな黒髪の
凄い綺麗な少女でつい見惚れてしまった
「じゃあ夜鳴さんの隣の席よ
 何かあったら彼女に聞いてね!」
えぇ!?私の隣!?皆こっち見てるよぉ
「始めまして!今日から隣の席になる
 夜鳴真里花ですよろしく!」
「こちらこそ!よろしくね夜鳴さん」