天河「チッ……わかったよ。俺はな、お前の目も髪も嫌いじゃない。好きか嫌いかで言うと好きなんだ。」

『っ……な、なんで?』

天河「理由、必要か?」

『うん。』

天河「なんでだ?」

『だって…そんなとこ今まで言われたこと。』

天河「…わかったよ。ちゃんと教えてやる。」

天河は少しだけ照れくさそうに理由を教えてくれた。

天河「お前の目も髪もすげー綺麗なんだよ。染めたせいでいたんだり、不自然な色をしてたりしてねえ。素だからこそ、透明感があって透き通ってる。俺はそんなお前の目と髪が好きだ。」

私は自分でも気づかないうちに顔が赤くなっていた…

『あ…ありが、とう……』

天河「それでだな…俺はあいつらにもお前の目と髪のことを知っていてほしい。だめか……?」

『…なんで?仲間だから?』

天河「それもある。けどそれだけじゃねえ。」

『じゃあ…なに?』

天河「俺が好きだから。ちゃんと知っていてほしい。それじゃだめか?」

『…拒絶されたら?みんながみんな天河みたいに好きだなんて言わない。むしろ嫌って化け物扱いしてくる。』

天河「俺はあいつらを信じてる。だからお前にも信じてほしい。」

『…わかんなよ、そんなよ……』

天河「あいつらなら大丈夫だ。それにもしそんなこと言うやつらなら幹部なんてやってねえよ。だから信じろ。」

天河は私の目をみてそう言った。

『わかったよ。……けどもしみんなに少しでもなにか変な目を向けられたり、態度をされたら、私は姫をやめる。それでもいい?』

天河「ああ。」

『わかった。じゃあまた明日。』

天河「ああ。」