ガチャン
プロロロー、プロロロー、ピッ
琥珀〈もしもし。〉

『あっ、出た‼︎久しぶりー。みんな元気だった?』

琥珀〈えっ⁉︎翡翠⁉︎お久しぶりです。みんな、いつも通りですよ。〉

『そお。なら、良かった。』

琥珀〈…で、わざわざ電話してきたということは緊急の用事なんですよね。なんですか、それは…〉

『やっぱり琥珀は話か早くて助かる。…ねぇ。黒龍って族は知ってる?』

琥珀〈黒龍…あぁ、全国No. 1のところですね。正統派の…。〉

『そぉそぉ。で、今そいつらの倉庫にいるんだよ。』

琥珀〈はぁ⁉︎なんでまた……。まさか"姫になれ"って言われているんですか?〉

『そぉ、そのまさかなの‼︎どうしよっか?鋼玉さんは、みんなが良いなら別にいいって言ってたんだけど…』

琥珀〈別にいいんじゃないんですか?ただし、条件があります。〉

『えっ…何々?』

琥珀〈龍蝶の十代目総長"金龍"と不正をしている族を潰している"華龍"であることを言わない事です。〉

『ぅん、分かった。でも、もしバレちゃったら?』

琥珀〈その時はまた、電話して下さい。…あっ、あとみんなが寂しがってますよ。たまにはきちんと倉庫に顔を出して下さい。〉

『ぅん、分かった。たまにはそっちいくよ。みんなによろしく言っといてね。じゃあ、またね。』

琥珀〈はい。じゃあ、失礼します。〉
ピッ

ガチャン
『あっ、終わったよ。…で、なんの話だっけ?』

天河「だから"黒龍の姫になれ"って言ってんだ‼︎」

『うーん……いいよ、別に。鋼玉さんにも許可貰ったからね。』

天河「ホントか⁉︎じゃあさっそく挨拶といくか。おいっ、黄玉起きろ。下の奴らに俺らの代の姫を紹介する。蒼玉、下にみんなを集めろ。」

蒼玉「もう集まるように言ってます。」

コンコン……ガチャ

「全員集め終わりました。」

蒼玉「分かりました。では、天河…」

天河「あぁ、じゃあ行くぞ。」