助けてくれたひとは………

「ないなら
ここに居ればいい」

「エッ確かにいくあてなんてないけど
迷惑になっちゃう‼」

「迷惑になんて思わない
好きなやつと住むことを迷惑だと思うやつがどこにいる」

「す……すき…私を?なんで」

「一目惚れだったんだよ8年前のあの日から……本当ならもう少し早く迎えにいく予定だった
けど迎えにいった日お前はもうあの家にはいなくてずっと探していたんだ」

そうあの8年前
一目あった時から実李のことがすきになった
長いウェーブのかかった茶色の髪に綺麗な二重の目そして何より優しい心が
実李の全部がすきになったんだ……

「…そういえば四年前に引っ越したの」

「そうだったのか
急いであの後は帰ったからな
名前も聞くの忘れてたから手がかりもなくて探せなかった……
すまない…早く見つけられなくて」