助けてくれたひとは………


しばらく何も話さずに抱き合っていた

けど
もうここには居られない

京也さんに迷惑になるから…帰らなくちゃ


「すぐに私……帰るね
これ以上いたら京也さんの迷惑になっちゃう」

私は、急いで帰ろうと思い座っていたベッドから降りようとした

いきなり京也さんに腕を捕まえられた

そして
「実李
ここを出ていってどこかいくあても……あるのか?」

どこにもいくあてなんてない
だけど、そんなこと京也さんに言えないし

そうして黙っていると