助けてくれたひとは………


多分京也さんも私が泣いていることを知っていると思う

ギュッ

けど何も聞かずに抱き締めてくれる…

しばらく泣いていると
「もう泣くな」

と声をかけられ

「実李……なぜ川にいた
俺が助けなければ死んでいたぞ」

「…………死にたかったから…」

「なぜだ」

「……楽に…なりたかったから…
生きるのが……辛かったから」

「そうか…今もまだ死にたいか」

死にたい?…

「わからない…
でも生きる理由が見つからない」

「なら、俺のために……生きろ」

「…………え
だって今あったばかりなのに」

「……いや
俺達は8年前にあったことがある」


「8年前?」
「あぁ」