〜悠喜 Vision〜
朝から、女子どもめんどい。
どこから、あんな声でてくるんだ?
霧崎は、そんなことないのに…。 てか、霧崎どこいった?
さっきまでいたのに。

授業もめんどいし、サボりに屋上に行くことにした。
屋上に行くと、誰かが寝ていた。 誰かと思い、顔をみて俺はすっごく驚いた。
そこに、寝ていたのは、霧崎だったからだ。
驚いたが、スヤスヤと気持ちよさそうに寝ていたのでそっとした。
霧崎の横に腰を下ろした。
しかし、霧崎ってなんでこんなきに、かわいいんだ?
焦げ茶色の長いストレートの髪はさらさらで、それを普段はポニーテールにしているが、今は下ろしている。
なんか、すっげぇ色っぽい。他の男に見せたくない。
それに、霧崎は、目も大きいし、まつげも長い、スタイルなんて抜群だ。勉強もスポーツも完璧だ。

頭が風でフワフワしていて、無性に撫でたくなった。
まぁ、霧崎も寝てるし少しはいいか?
そう思い、なでてみた。
なんだか、猫がじゃれているみたいにかわいかった。