大魔法使いの孫




 「マリアさんはこの学校の中では、一番才能の優れた生徒であった。産まれた時から優れた才能とセンスを兼ね備えていて、カリスマ性もあった。正義感も人一倍強かった」


 才能…か


 確かにお母さんは何でもできた


 料理や裁縫、家事も難なくこなしてみせた



 苦手なんてないようだった


 「結局人間界の男と……いや、すまない。忘れてくれ」



 人間界の…男?


 お父さんの事??


 「…はい」


 アタシは色々と疑問に思ったが、そんな言葉は押し殺した