大魔法使いの孫




 「この辺で降りましょう」


 アタシとアルリンはホウキ置き場の近くで地面に降りた



 「この辺に置きましょうか」


 アルリンの近くにアタシもホウキを置いた


 周りには、たくさんのホウキも置かれていた


「皆置くのね」


 「ええ。人間界で言えば学校の自転車置き場と同じです」

 
 へ〜、自転車置き場と同じ感覚なんだね!



 「では、あのドアに向えば近くにお迎えの先生がいるはずです。ここから一人で行ってください」

 「分った」