大魔法使いの孫




 自分で見ても、かなりの地味だと感じされられる格好…


 まぁ、普通の格好をして命を狙われるよりはマシか



 「では、参りましょうか」


 「うん」


 アタシは灰色のリュックサックを背負って、ホウキを手にした


 この数ヶ月で何とかホウキに乗れるようになった


 「ご上手になりましたね!」


 「もちろんよ♪」


 これもアルリンのスパルタ教育のおかげかも…(笑)



「あそこに見えますのが学校です」


 アルリンが指指す方を見ると、お城のようにバカでかい学校があった