大魔法使いの孫




 もたもたしている内にー…


 ーガシャガシャ…!!!



 とうとう崩れてしまった


 このままでは二人下敷きだ



 アタシは、杖を手に持った



 「ストップ・ア・ロード!」


 アタシがそう叫ぶと上から落ちてきた瓦礫は、上で停止した


 「あんた…何者!?化け物!!?」


 千里からそう言われても無理ないよね


 アタシはこの世界でいう、化け物的存在なのかもしれない


 化け物は早く消えるから…千里だけは助けたい


 「…死にたくないでしょう?渡部くんが待ってる。スゴく心配してた。早く出よう?」


  「渡部が…?」


 「うん!」


 「……仕方ないから出る」


 よしっ!


 早く出よう!