大魔法使いの孫




 
 外にはたくさんの生徒がもう既に来ていた



 「ってか、先生まだいなくね〜?」


 ほんとだ…いない



 「トイレじゃない?(笑)」


 「きっとあれだな!大のやつ」


 「千里〜口を慎みなさい(笑)」


 千里、恥を知らないものね…(笑)


 それにしても、もうすぐで授業始まるのに先生遅すぎ


 もしかして、体育館にまた変更になったとか!?


 『さぁ、始めよう…』


 ーピリリリッ!


 「えっ…?」


 「どうしたの、茜?」


「いや…何でもない」


  気のせいかな?


 なんか、ピリリッてきた


 痺れとかじゃなく、感的な…


 なんか危ないって本能が言ってる