大魔法使いの孫




 「はっ…夢か…」


 起きるとアタシはベッドの中にいた



 額にはうっすら汗が…



 最近、お爺ちゃんの夢を良く見る



 アタシの前に現れて、いつも何かを伝えてくる


 今回だってそう


 「一体アタシにどうしろって言うのよ…」


 アタシに何をして欲しいのかは分からないけれど、今出来ることはー…



 お爺ちゃんの書斎に行くことぐらいだよね