大魔法使いの孫




 ちょっと軽すぎない??


 「先輩辞めないで下さいっ!」


 「真面目にしますから!」


 後輩達は必死に尚の退部を引き留めようとした


 「ごめんな。もう、決めたから」


 尚はいつものように冷たく言い放った後、何故かアタシの手を掴んでそのまま外へ出て行った