大魔法使いの孫





 「けど、ここにいるほとんどの奴らは本気で部活をしようとは思っていない」



 「どう言うこと?」



 じゃあ、一体何しにー…


 「尚さ〜ん♪ここ分かんなぁ〜い♡」


 一人の女の子が尚に近づいてきた


 結構ブリブリな感じ…



 語尾にハートマークついてるし


 「他のやつに聞け」


 尚はその子に冷たくそう言った


 そして、その子に聞こえない程度の小さな声で


 「コイツらは、男目当てで来ているようなもんなんだ」


 とアタシに言った



 「女はどいつもこいつも俺に色目を使ってくる。気持ち悪い」


 尚の毒舌は止まらない