2人とも背が高くかっこいい。1人は茶髪でチャラそう…? もう1人は黒髪でどっかで見たことあるような…? 2人は歩いてきて私達の前で止まった。 突然のことで私は固まった。 もちろん由美も。 「昼休み……」 「え?」 「屋上で待ってる。」 黒髪の男の子がそう言った。 「私に…?言ってるの?」 思わず聞いてしまった。 「じゃ。待ってる。」 そして男の子は私に顔を近づけると小さな声で、 「オムライス美味かったから。」