「はぁ…はぁ…」 「…はぁっ……、 どこまで…走ってくんですか…」 「…はっ、ひゅ…日向くんが…走るからでしょ…」 体育館から飛び出して、駐輪場まで走ってきた。 なので息が切れて仕方がない。 息が整うまで少々お待ちを。 「………」 「………」 息を整えて30秒。 以外にも日向くんが沈黙を破った。 「………飽きましたか?」 「……は?」