妄想少女の不器用な恋☆

「うっ、俺だってわかってるよ…」


って乙女みたいに泣くのかな
いや、それはないだろ



「おい」


「なんでしょう」


「ほんとにいいの?」


「別に」


「じゃあ…」


そう言うと


布団の上に押し倒される


え、床ドン?いや、布ドン?w


じゃなくて…


「覚悟しろよ」


そう言って顔を近づけてくる


え…


私はおもわずギュッと目をつむる


…………………………………



「あはははははははは!!!!」


「静かにしろよ」


「お前のそれやめろ!あははは…」


何をされるかと思えば腹をくすぐって来るのだ


ちょっとでもあっち系を考えてしまった私はちょっと恥ずかしい


「で?誰くるの?」


颯太の、魔の手から逃げ出した私は颯太に聞く


「俺のいとこなんだけどさ見た目はあれだけど、悪い奴じゃないから」


「そうなんだ…」