妄想少女の不器用な恋☆

「えっとぉ…はい!一緒にねまっ…!?」


行こうとするが颯太が足ばらいをしてきて、見事に転ぶ


「ったぁ…………え?」


見上げると颯太がいた


「びっくりした?」


びっくりした?じゃ、なくて…!!


「はぁ…」


私が呆れているのを美月さんが見て


「何やってんの!!颯太。かわいーかわいー葵ちゃんに、なんてことしてんのよ!!」


「美月さん…キャラ変わってません?」


樹が言う


「は?お!!おひさ!!樹」


「はぁー、酒飲んでるだろ」


「飲んでねーよ!」


横にはたくさんのからっぽのお酒の缶が散らばっている


「こりゃ、よってんな…」